冷凍で届いてレンジで温めるだけ。
ナッシュは、「手軽なのに健康的」を両立した冷凍弁当として人気の宅配サービスです。
でも、SNSや口コミでは「まずい?」「量が少ない?」「本当に満足できるの?」という声もちらほら。正直、私も注文するまでは少し半信半疑でした。
そこで今回は、共働き主婦である私が、家族3人(高校生の息子・在宅勤務もある夫・自分)で4食を実食してみた感想をまとめました。
味・香り・食感、そして食後の満足感まで、管理栄養士の視点も交えながら、正直に解説しています。

忙しい主婦のお助けアイテムになる?家族が満足してくれる?
リアルな目線で、ナッシュを本音レビューしてみました。
味・量・満足感、そして栄養バランスのヒントをわかりやすくお伝えしています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ナッシュを家族3人で4食試してわかった本音|冷凍弁当のイメージが変わった


「塩分控えめって、味がぼんやりしてそう…」そんな先入観を、ナッシュは良い意味で裏切ってくれました。
やさしい味つけなのに満足感があり、冷凍とは思えない完成度。
栄養バランスを考えながら、毎日美味しい食事を作るのは本当に大変ですよね。ナッシュなら電子レンジで温めるだけで、糖質・塩分控えめの食事が手軽に楽しめるのが魅力です。
今回試したのは、こちらの4メニュー
私
・鮭のマッシュポテトアヒージョ
・ゆず香る!さっぱりおろしポン酢カツ
高校生の息子
・にんにく醤油から揚げ
出社多めの夫
・ハンバーグと彩り温野菜のデミ
ナッシュは紙容器だから洗い物もほぼナシ。パッケージのにおいも気にならず、むしろ温め中にいい香りがして食欲がわいてきます。“冷凍=味がイマイチ、手抜き”というイメージは、完全にくつがえされました。
次のセクションで家族3人が食べた4食のリアルな感想を、味・満足度・ボリューム感などの視点からお伝えします。
ナッシュ実食レビュー|共働き主婦×高校生×夫が食べた4メニューの本音まとめ


下段左:にんにく醤油から揚げ/右:ハンバーグと彩り野菜のデミ
ここからは、実際に家族3人で食べたナッシュの4メニューについて、味・食感・満足感などを本音でレビューしていきます。
私が食べたのは、魚料理と揚げ物。息子には唐揚げ、夫にはハンバーグを担当してもらいました。
味の感じ方やボリュームの満足度は、年齢や生活スタイルによって違いが出るもの。
そこでこの記事では、在宅勤務メインの私・高校生の息子・出社中心の夫という3つの立場から、それぞれどう感じたかを分けてご紹介します。



管理栄養士の視点から、各メニューにごはんを足した栄養成分値も載せました。
ナッシュを試してみようか迷っている方にとって、参考になれば嬉しいです。
①鮭のマッシュポテトアヒージョ(私)


副菜は左から コーンソテー、なすのミートソース、コールスロー
味・香り・食感
レンジで温めている間からアヒージョの香りが食欲をそそられます!
主菜の銀鮭は骨付きで、身はふっくら。オイルのうまみがしっかり感じられ、生臭さはゼロ。
マッシュポテトにもガーリックオイルが染み込み、鮭との一体感が絶妙でした。
特に付け合せのブロッコリーが印象的で、冷凍とは思えないほど風味がよかったです。
副菜の感想
それぞれに存在感があって、味わいも食感も楽しめる内容でした。
・コーンソテー | 香ばしさと甘みが両立。彩りも◎ |
・茄子のミートソース | 肉感は控えめだが、ナスの風味が活きていて優しい味 |
・コールスロー | 酸味がほどよくマリネに近い仕上がり |
・コーンソテー | 香ばしさと甘みが両立。彩りも◎ |
・茄子のミートソース | 肉感は控えめだが、ナスの風味が活きていて優しい味 |
・コールスロー | 酸味がほどよくマリネに近い仕上がり |
ごはんとの相性


この日はごはん150gを追加しました。
鮭やマッシュポテトのコクが強めなので、ごはんとのバランスもよく、塩分控えめでも物足りなさは感じません。濃い味が好きな人にも十分満足できる味付けだと思います。
鮭のポテトアヒージョ+ごはん150gの栄養バランスは?
たんぱく質・塩分ともに理想的なバランス。
脂質と糖質は高めですが、他の1食で脂質の低いメニューを選んだり、ごはんの量を控えめにしたりする等、工夫次第で無理なく調整できます。
栄養成分値を開く
項目 | ナッシュ本体 | ごはん150g | 合計 |
エネルギー | 463 kcal | 234 kcal | 697 kcal |
たんぱく質 | 17.9 g | 3.8 g | 21.7g |
糖質 | 18.7 g | 53.4 g(※) | 72.1 g |
脂質 | 34.9 g | 0.5 g | 35.4 g |
食物繊維 | 4.1 g | 2.3 g | 6.4 g |
塩分 | 2.3 g | 0 g | 2.3 g |
※ごはんの糖質は「炭水化物 − 食物繊維」で算出(150gあたり:炭水化物 55.7g − 食物繊維 2.3g = 53.4g)
※ごはんの栄養成分は、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の「精白米・うるち米・めし」より算出しています。
※ナッシュ本体の栄養値は公式サイト記載の値です(変更される可能性があります)。
※塩分は食塩相当量の値です。
電子レンジで温めるだけでしっかり美味しく、紙容器で後片づけもスムーズ。忙しい日の食事として、手軽さと味の満足感のバランスがとれた一品だと感じました。
②ゆず香る!おろしポン酢カツ(私)


副菜は、そぼろポテト、菜の花とコーンの生姜あん、枝豆のお出汁あえ
味・香り・食感
まず驚いたのは、ふわっと立ちのぼるゆずの香り。
パッケージを開けた瞬間から爽やかさが広がり、「おろしポン酢カツ」という名前そのままの印象です。
衣はしっとりしていてサクサク感はありませんが、それはポン酢のうまみがしっかり染みているからこそ。
酸味は控えめでマイルド。和風だしとのバランスもよく、油っぽさを感じず、最後までさっぱりと食べられました。
副菜の感想
どれも味付けはやさしめで、主催とのバランスが取れていました。
・そぼろポテト | ほんのり甘めで優しい味。ポテトの食感が残っていて満足感あり。 |
・菜の花とコーンの生姜あん | 生姜の香りがやさしく効いていて、口直しにぴったり。 |
・枝豆のお出汁あえ | 出汁がしっかり絡み、口当たりなめらか。枝豆の青臭さもなく食べやすい。 |
・そぼろポテト | ほんのり甘めで優しい味。ポテトの食感が残っていて満足感あり。 |
・菜の花とコーンの生姜あん | 生姜の香りがやさしく効いていて、口直しにぴったり。 |
・枝豆のお出汁あえ | 出汁がしっかり絡み、口当たりなめらか。枝豆の青臭さもなく食べやすい。 |
ごはんとの相性


この日は夕食ということもあり、ごはんは軽めの120gでいただきました。
ボリューム的には50代大人女子にぴったり!さっぱりとしたゆず風味ポン酢のおかげで、カツの重たさを感じることなく、おいしく食べられました。
ゆず香る!おろしポン酢カツ+ごはん120gの栄養バランスは?
「ゆず香る!おろしポン酢カツ」は、揚げ物メニューなのに脂質やカロリーは控えめ。
ごはん120gを合わせても500kcal以下におさまり、塩分も2.3gと安心設計です。
不足しがちな食物繊維も7.9gとしっかり摂れるのもうれしいポイント。
在宅ランチや、カロリーを抑えたい夜にもおすすめできる、バランスのよい一品です。
栄養成分を開く
項目 | ナッシュ本体 | ごはん120g | 合計 |
エネルギー | 304 kcal | 187 kcal | 491 kcal |
たんぱく質 | 14.5 g | 3.0 g | 17.5 g |
糖質 | 25.6 g | 42.7 g(※) | 68.3 g |
脂質 | 14.5 g | 0.4g | 14.9g |
食物繊維 | 6.1 g | 1.8 g | 7.9 g |
塩分 | 2.3 g | 0 g | 2.3 g |
※ごはんの糖質は「炭水化物 − 食物繊維」として計算(炭水化物 44.5g − 食物繊維 1.8g)
※ごはんの栄養成分は、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の「精白米・うるち米・めし」より算出しています。
※ナッシュ本体の栄養値は公式サイト記載の値です(変更される場合があります)。
※塩分は食塩相当量の値です。
ゆずの香りとポン酢の酸味がきいた軽やかな揚げ物。
揚げ物を少しだけ食べたいけど、お惣菜を買うほどではない、そんなときにちょうどいい1食だと感じました。
③にんにく醤油から揚げ(息子)


副菜は左から蓮根そぼろあえ、お出し風味のかぼちゃの和え物・高野豆腐
味・香り・食感
メインはにんにく醤油が香る、ジューシーな唐揚げ。
名前の印象よりも優しい味付けで、「もっとガツンとした味を想像していた」との感想でしたが、にんにくの香ばしさはほどよく、全体のバランスは◎。
添え野菜には、キャベツと高菜のあえものが入っていて、ほんのり塩味と食感が良く、「ごはんに合う!」と好評でした。
副菜の感想
・蓮根のそぼろあえ | 少しピリ辛で食感もあり、良いアクセントに。 |
・お出し風味のかぼちゃのあえもの ・高野豆腐 | やさしい味でホッとする仕上がり。高野豆腐が味しみしみで意外とおいしかったとのこと。 |
・蓮根のそぼろあえ | 少しピリ辛で食感もあり、良いアクセントに。 |
・お出し風味のかぼちゃのあえもの ・高野豆腐 | やさしい味でホッとする仕上がり。高野豆腐が味しみしみで意外とおいしかったとのこと。 |
副菜はピリッとした食感とおだやかな味わいの両方が楽しめ、飽きずに食べられたそうです。
ごはんとの相性


この日はごはん220gをしっかり食べました。
唐揚げの味が優しめだった分、添え野菜や副菜との組み合わせでごはんが進んだようです。
全体のバランスを考えると、これくらいのごはん量でもちょうどよかったとのこと。
にんにく醤油から揚げ+ごはん220gの栄養バランスは?
たんぱく質は約30gと充実しており、育ち盛りの子どもや若い男性にぴったり。
糖質は、ごはんが多めな分やや高めですが、ごはんの量を調整することで健康を意識する大人世代にもおすすめの内容です。
栄養成分を開く
項目 | ナッシュ本体 | ごはん220g | 合計 |
エネルギー | 375 kcal | 343 kcal | 718 kcal |
たんぱく質 | 24.3 g | 5.5 g | 29.8 g |
糖質 | 23.6 g | 78.3 g(※) | 101.9 g |
脂質 | 19.8 g | 0.7 g | 20.5 g |
食物繊維 | 2.8 g | 3.3 g | 6.1 g |
塩分 | 2.2 g | 0 g | 2.2 g |
※ごはんの糖質は「炭水化物 − 食物繊維」で計算(炭水化物 81.6g − 食物繊維 3.3g)
※ごはんの栄養成分は、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年「精白米・うるち米・めし」より算出。
※ナッシュの数値は公式サイト掲載の値を参照(変更の可能性あり)
※塩分は食塩相当量の値です。
揚げ物メニューながら重すぎず、副菜が和風寄りで味にメリハリがあるため、最後まで飽きずに食べられました。
男子高校生にとっては「もう1品ほしいな」との声もありましたが、カロリーや栄養バランスを考えると十分な内容だったと感じます。
塩分控えめながらも、全体的に工夫された味付けで満足度が高く、「ナッシュってこういう味なんだ」と印象に残るメニューになったようです。
④ハンバーグと彩り温野菜のデミ(夫)


副菜は左から かぼちゃサラダ、ほうれん草のソテー、ズッキーニエッグ
味・香り・食感
メインはふわっとやわらかなハンバーグに、デミグラスソースがかかった定番メニュー。
ソースは濃すぎず、ややあっさりめの仕上がりながらも「プロの手作り感」があったとの感想でした。
口当たりが軽やかで、レトルト感はまったく感じられなかったそうです。
ブロッコリー・パプリカ・スイートコーンの付け合わせも自然な甘みと歯ごたえを楽しめたとのこと。特にコーンのシャキッと感が良いアクセントになっていたようです。
副菜の感想
かぼちゃサラダ | ホワイトソースのまろやかさと甘みがマッチしていて美味しかった。 |
ほうれん草のソテー | 鶏ガラ風味でクセがなく、シンプルで食べやすい。 |
ズッキーニエッグ | 粒マスタードの風味がほんのり効いていて、飽きずに食べられた。 |
・かぼちゃサラダ | ホワイトソースのまろやかさと甘みがマッチしていて美味しかった。 |
・ほうれん草のソテー | 鶏ガラ風味でクセがなく、シンプルで食べやすい。 |
・ズッキーニエッグ | 粒マスタードの風味がほんのり効いていて、飽きずに食べられた。 |
全体的に、主菜のコクを引き立てつつも重たくなりすぎず、味に変化があってバランスの良い構成だったそう。
ごはんとの相性


デミソースはあっさりしつつコクがあり、ごはんとの相性はバッチリ。塩分控えめでも物足りなさは感じず、満足度の高い味だったそう。ごはんは180gでちょうどよかったそうですが、主菜や副菜をもう少し食べたかったとのことでした。
ハンバーグと彩り温野菜のデミ+ごはん180gの栄養バランスは?
ハンバーグ×ごはんの王道メニューながら、栄養バランスはしっかり計算されていて安心感あり。
たんぱく質・食物繊維はしっかり、塩分も2.4gと優秀です。
糖質が気になるかたは、ごはんを150g程度に調整するのもおすすめ。
栄養成分を開く
項目 | ナッシュ本体 | ごはん180g | 合計 |
エネルギー | 338 kcal | 280 kcal | 618 kcal |
たんぱく質 | 14.8 g | 4.5 g | 19.3 g |
糖質 | 20.0 g | 64.1 g(※) | 84.1 g |
脂質 | 19.9 g | 0.6g | 20.5g |
食物繊維 | 6.0 g | 2.7 g | 8.7 g |
塩分 | 2.4 g | 0 g | 2.4 g |
※ごはんの糖質は「炭水化物 − 食物繊維」で計算(炭水化物 66.8g − 食物繊維 2.7g)
※ごはんの栄養成分は、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年「精白米・うるち米・めし」より算出。
※ナッシュの数値は公式サイト掲載の値を参照(変更の可能性あり)
※塩分は食塩相当量の値です。
全体的なボリュームとしては、息子同様、少し足りないとのこと。しかし、この日は帰宅が20時を過ぎていたため、身体のことを考えると、ごはんを少し減らすくらいでもちょうどよいと思いました。
コンビニ弁当のような脂っこさはなく、デミソースも上品な味だったため、重く残ることなく夕飯として満足だったそう。味のクオリティの高さと、電子レンジで本格的な味わいを楽しめる手軽さに驚いたとのことでした。
ナッシュを家族で食べて感じたリアルなメリット・デメリットト


ナッシュを家族3人で4食試してみて感じたのは、「冷凍弁当=味がイマイチ・物足りない」というイメージが、いい意味で裏切られたことでした。
とはいえ、すべての面で完璧というわけではなく、家庭によっては「もうちょっと○○だったら…」と感じる部分もあるかもしれません。
ここでは、共働き主婦・高校生男子・夫、それぞれのリアルな視点を交えて、ナッシュのよかった点と惜しい点を整理しました。
ナッシュのここがよかった|冷凍とは思えない“おいしさ”と“手軽さ”


ナッシュは「冷凍とは思えないおいしさ」と「火を使わない手軽さ」が両立している、忙しい人の強い味方です。
冷凍弁当らしからぬ味と香り
食べる前からふわっと立ちのぼる香りに驚き、ひと口目で「本当に冷凍?」と感じました。副菜までしっかり味がついていて、どれも手抜き感がなく、きちんと“おかず”になっているのが印象的です。
火を使わず電子レンジだけで完成
冷凍庫から取り出し、レンジで数分。在宅勤務中のランチや、料理が苦手な家族でも安全に用意できます。時間も体力も節約できる点は、共働き家庭にはありがたいポイント。
紙容器で洗い物ゼロ、分別もラク
容器は紙製なので、そのまま燃えるゴミに。お皿に盛り付けなくても気にならず、後片づけが本当にラク。忙しい日や疲れている日にも、ストレスなく使えます。
コンビニ弁当よりも“ちゃんと感”がある
副菜の味の工夫や彩りに“手作り感”があり、コンビニ食よりも罪悪感が少ない印象。「手を抜いたけど、ちゃんとごはんが出せた」という安心感が得られます。
「レンジで温めるだけで、ここまで満足できるのか」と感じたナッシュの冷凍弁当。
忙しい日々の中で、“手軽さ”と“おいしさ”を両立したい人にとって、間違いなく心強い選択肢です
塩分控えめでも味にメリハリ|管理栄養士としても納得の設計


ナッシュの全メニューは、塩分2.5g以下・糖質30g以下(※ごはん除く)に設定されており、健康への配慮がなされています。
塩分控えめと聞くと「味が薄そう」「物足りなさそう」と感じるかもしれませんが、ナッシュはそのイメージをいい意味でくつがえしてくれました。
ゆずやおろし、粒マスタード、にんにく、だしなど、“自然なアクセント”を効かせた味づくりで、調味料を足さなくても満足感のある仕上がりに。管理栄養士の目線でも納得の工夫が多く、家庭の減塩調理にも役立つヒントが詰まっています。
「我慢する減塩」ではなく、“おいしく続けられる減塩”
ナッシュは、そんな食事を日常に取り入れるきっかけになる存在だと感じました。
惜しい点も正直に|量・ボリューム・味の印象は好みが分かれる


ナッシュは健康設計を重視している分、味やボリュームに関しては「ちょっと物足りない」と感じる人もいるのが正直なところ。家族3人で食べてみて、「これはちょうどいい」「もう少し欲しい」と感じたポイントには、はっきりと違いがありました。
食べ盛りの高校生男子や、外食に慣れた夫には少し軽めに感じられた
唐揚げやハンバーグといったボリューム系メニューでも、「もう一品欲しい」という場面あり
ガツンとした味が好みの人にはやさしすぎる場合も
唐揚げなどは、にんにく醤油味でも控えめな味付け。外食やコンビニ弁当で濃い味に慣れていると、やや薄く感じることも
電子レンジ1台で同時に温められない不便さ
1食あたり5~6分、3人分で15分ほどかかる
冷凍ごはんも温めると、さらに2〜3分追加=最大18分待ちになることも
時間がないときは「すぐに食べられない」ストレスを感じる場面も
特にお腹が空いているときや、ランチタイムが短いときには不向き
「濃い味&大盛り」が当たり前になっている人にとっては、ナッシュはやや物足りなく映るかもしれません。それでも、すべてのメニューが“誰でも安心して食べられる味”に仕上がっていることは、家族の健康を守るという意味では非常に大きな価値だと感じました。
完璧ではないけれど、手軽さ・健康・美味しさの三拍子が揃った“冷凍弁当の新基準”としては、かなり優秀な選択肢だと思います。
1品追加するともっと満足できる|家族のタイプ別に違うおすすめ


ナッシュは塩分や糖質に配慮された冷凍弁当なので、健康を意識しながらも満足感を得られる設計になっています。
ただし、家族構成やライフスタイルによっては「あとちょっと欲しいかも」という日もあるのがリアルなところ。
そんなときは、ごはんの量を無理に増やすよりも、野菜・大豆製品・乳製品などを上手に取り入れて補うのがおすすめです。
“ちょうどよく満足できる1品”を、わが家の例でまとめました。
家族タイプ | おすすめの“もう1品” | 補足ポイント |
共働き主婦 | 無糖ヨーグルト フルーツ | ビタミン・ミネラル・カリウムをプラス フルーツは食べ過ぎに注意 |
高校生男子 | ヨーグルト 豆腐製品 副菜をもう1品 | 成長期のたんぱく質・カルシウムをプラス ボリューム確保に |
出社多めの夫 | 冷奴、 サラダ | 満足感をプラス 温野菜でもOK(塩分には注意) |
「ちょっと足りないかも」と感じるときは、ごはんを大幅に増やすのではなく、塩分や糖質を控えめにしながら満足度を上げられる工夫がおすすめです。
ちょい足しの内容を工夫することで、満腹感を保ちながら、より心地よい食事スタイルに近づけることができます。
ちょい足しでもっと満足感UP|“食物繊維をプラスする”という選択


「今日はちょっと野菜足りてないかも…」そんなときは、飲み物やヨーグルトにサッと混ぜるだけの“ちょい足し食物繊維”がおすすめです。
たとえば、PHGG(グァーガム分解物)という水に溶けるタイプの食物繊維なら、無味無臭でコーヒーにも入れやすくて続けやすい!野菜が少なめの日や、冷凍弁当が中心になる日でも、“これ入れとけばちょっと安心”と思える存在です。
ちょっとした工夫でより満足感の高い食事スタイルに近づけるのも、ナッシュ活用のポイントです。
ナッシュはこんな人に向いている


ナッシュは「冷凍弁当=手抜き」のイメージをくつがえすような、手軽さと健康バランスを兼ね備えたサービスです。とはいえ、「自分にとって本当に合うのか?」は気になるところですよね。
ここでは、実際に家族3人で試してみて感じた“ナッシュが向いている人のタイプをまとめました。ライフスタイルや好みに合うかどうか、チェックしてみてください。
ナッシュが特に向いている人とは?
忙しい中でも手軽にバランスのとれた食事を取り入れたい方には、ナッシュはぴったりです。以下に特におすすめしたいタイプをまとめました。
共働き主婦・在宅ワーカー
電子レンジで温めるだけ、紙容器ごと捨てるだけ。忙しい日でも火を使わず“ちゃんとしたごはん”がすぐに完成。
食生活を見直したい人
全メニューが糖質30g・塩分2.5g以下。頑張りすぎずに健康を意識できる設計で、習慣化しやすい。
コンビニ食に飽きた人
和洋中・魚・肉・スイーツまでジャンルが豊富。週2品以上の新作で、飽きずに続けやすいのが魅力。
夕食が遅くなりがちな人
帰宅が遅い日は、軽めのおかずだけで済ませたい。ナッシュにはあっさり系や魚メニューも豊富です。
ナッシュが向いていないかもしれない人
ナッシュは万能ではありません。実際に家族で食べてみて、「合う人・合わない人」の違いも感じました。
毎食、手作りの温かい料理を食べたい人
炊きたて・焼きたて・手作りにこだわる方には、冷凍弁当では満足できないことも。
ボリューム重視の人
健康設計のため全体的にやや軽め。特に食べ盛りの子どもや大人の男性には、物足りないかもしれません。
濃い味が好きな人
塩分控えめ&やさしい味付けが中心なので、「もっとパンチがほしい」と感じる可能性も。
同じメニューを何度もリピートしたい人
週2品以上の新作が追加される一方、人気メニューでも販売終了になることがあります。
冷凍庫のスペースが少ない人
10食まとめて届くため、冷凍庫にある程度の空きが必要。事前の確認が安心です。
気になる方は6食プランから始めるのがおすすめ。自分や家族のライフスタイルに合うか、無理なく続けられるかを確かめてみてくださいね。
今後レビュー予定のメニュー|家族で食べて、順次追加します


今回は家族3人で4食を実食しましたが、あと6食まだ冷凍庫に控えています。
今後レビュー予定のナッシュメニュー(あと6食)
- コクと旨味のスイートチリカラアゲ
- とろ~り半熟卵のトマトリゾット
- 白身魚と野菜の白湯ソース
- 白身魚の生姜醤油
- 回鍋肉(ホイコーロー)
- 香港屋台飯!ボウジャイファン(+130円のボリュームアップメニュー)
メインの食材やジャンルがバラエティ豊かなので、「魚が多いけど満足感はある?」「中華系やごはんものの味付けはどう?」などの視点でも、しっかりお伝えしていく予定です。



食べ次第、レビューを追加していきます!お楽しみに
手軽・健康・おいしいが全部そろった!ナッシュを試してわかったこと


冷凍弁当というと、これまで手抜き・味気ない・栄養が不安…といったイメージがあったかもしれません。
でも、ナッシュは手軽さ・健康バランス・味の工夫がきちんと両立していることを、今回の4食レビューで実感できました。
好みに合わせて「ちょい足し」すれば、もっと満足度が上がります。
家族の食事を任せられる“第3の選択肢”として、冷凍弁当を選ぶのも賢い選択だと感じました。
作るのが面倒な日のお助けアイテムとして、ぜひ活用してみてくださいね。