家事に仕事に追われる毎日。「ごはんの準備、今日はちょっと休みたい…」そんな日、ありませんか?
私も50代になってから、体力的にも気力的にも「毎日ごはん作るのしんどいな」と感じることが増えました。
外食やテイクアウトは便利だけど、塩分や栄養が気になる…そんな時に目にとまったのが、宅配弁当の「nosh(ナッシュ)」です。
この記事では、ナッシュについて共働き主婦・管理栄養士・冷凍食品の品質保証経験者という3つの目線から解説していきます。
- 共働き主婦の私がナッシュを選んだリアルな理由と、注文までの流れ
- 管理栄養士・品質保証の視点から見た、ナッシュの「すごい」と感じた点
- 塩分・ボリュームなど、気になる不安とコスパの本音レビュー(注文前時点)
20年以上にわたり培ってきた、病院・食品メーカーでの経験から私が感じたことをまとめました。ナッシュでお試しを考えている人はぜひ最後まで読んでくださいね。
ナッシュは実際どう?共働き主婦の私が初めて宅配弁当を注文してみた理由
在宅勤務の私が「昼食をラクにしたい」と感じた瞬間
50代にもなると、仕事・家事・家族の食事とやることが山ほどありますよね。
私もそのひとり。在宅勤務をしているので、家にいるぶん「お昼ぐらいは作らなきゃ」と思って、毎日自分の昼ごはんを用意していました。
でも正直…お昼休み=休める時間じゃないんです。
会議が延びたり、昼休みを前倒しで切り上げなければいけなかったり。そんな中でごはんを用意して食べて片づけて…というのが思った以上に負担でした。
とくに夫が在宅の日。「自分の昼ごはん+夫の分」まで作っていると、お昼休みが仕事みたいになってしまうんですよね。
そんな日々が続いて、「もう少しラクしてもいいよね?」と、ナッシュを試してみることにしました。
夫・息子の食事問題も…「ラクしてバランス良く食べたい」
私が仕事で外出する日、家族の食事をどうするかも悩みのタネでした。
夫は料理ができず、息子は自分の好きなものだけを適当に済ませがち。(ラーメン、パスタ、肉多め・野菜少なめ…よくある話ですよね。)
共働きとはいえ、食事の管理はどうしても私の役割になってしまう。前もって作り置きをして出かけることもありますが、毎回はとても無理です。
「冷凍のお弁当なら、栄養バランスが整っていて、温めるだけで済む?」そう思って、宅配弁当をいろいろ調べ始めました。
その中で目にとまったのがナッシュ。見た目もおしゃれで美味しそう!そして何より塩分・糖質がしっかり管理されていることにひかれて、思いきって注文してみました。
ナッシュの注文方法と、私が選んだコース・メニュー

私が選んだのは10食・2週間ごとの定期便
ナッシュの注文は、スマホやパソコンから公式サイトにアクセスして、会員登録をすればすぐに始められます。「思っていたより簡単!」というのが正直な感想です。
ナッシュでは、4つの配送間隔と3つの食数プランから選ぶことができます。
- 配送間隔:1週間・2週間・3週間・4週間
- 食数プラン:6食・8食・10食
今回は夫や息子とシェアすることも考えて、少し多めの10食を2週間おきに設定。冷凍庫の空き具合や家族の食べる量にもよりますが、このペースなら無理なく続けられそうだと感じました。
メニューは自分で選ぶコースに。+130円でボリュームメニューも選択
ナッシュでは、メニューの選び方が2通りあります。
- おすすめの献立を自動で選んでくれる「おまかせコース」
- 好きなメニューを自分でえらべる「自分で選ぶコース」
今回は自分で選ぶコースにしました。公式サイトに並んでいるお弁当の写真がとても美味しそうで、選んでいるだけで楽しくなります。
その中で、+130円で選べる「ボリュームメニュー」も登場。“ボリュームがある”ってどのくらいなんだろう?育ち盛りの息子にも足りるかな?と思い、試しに1品だけ追加してみました。
トップページで気になっていた「鮭のマッシュポテトアヒージョ」も選びました

実は、ナッシュを注文しようかどうか迷っていたときから、「これだけは絶対食べてみたい!」と決めていたメニューがありました。
それが、鮭のマッシュポテトアヒージョ。公式サイトのトップページに大きく載っていて、鮭とポテトとガーリックオイル…もう見るからに美味しそう!
塩分2.5g以下でここまで美味しそうに見せてくるなんて、「これ本当に冷凍弁当?」と半信半疑な気持ちもありつつ、ワクワクしながら選びました。今から届くのが楽しみです!
管理栄養士&品質保証の目線で「ここがすごい」と思ったポイント
栄養設計がしっかりしていて、日々の食事の安心感がある
ナッシュのメニューはすべて、糖質30g以下・塩分2.5g以下に設計されています。これって、管理栄養士の目線で見ると本当にすごいことなんです。
たとえば日本人の 1 日の食塩摂取の目標量は、厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2020年版)』で 男性 7.5 g未満、女性 6.5 g未満 と定められています。
外食やコンビニ食に頼りがちだと、1 食で 3〜4 g に達することも多く、ラーメン 1 杯では 5〜8 g を超えるケースさえ珍しくありません。
私自身、管理栄養士でありながら、日々の食事で「今日は塩分多かったかも」「栄養バランス、完璧にはできてないな…」と感じることがよくあります。
そんな中、ナッシュのように定期的に“栄養バランスに配慮された冷凍弁当が届くのは本当にありがたいと感じました。

糖質制限や・塩分を控えたいかたにとっては、「考えずに安心して食べられる」というのが大きな魅力ですよね。
冷凍弁当なのに、安全・品質管理が徹底されている印象
私は以前、冷凍食品の品質保証の仕事に携わっていたことがあるので、「冷凍弁当の品質って実際どうなんだろう?」という視点でもナッシュに注目していました。
まず、ナッシュの公式サイトを見て感じたのは、衛生管理や品質管理への姿勢がしっかりしているということ。
- 急速冷凍による品質保持
- 重量管理や異物混入対策などの基本的な品質保証体制
- 商品ごとのトレーサビリティ(追跡管理)
- 製造時のHACCP対応(※工場ページで明記)
以上のことから、現場を知る者として「ちゃんとしてるな」と思えるポイントがいくつもあります。
さらに、容器の素材が環境に配慮されていることや、冷凍便で届くパッケージの使い勝手もよく考えられていて、「おしゃれさ」だけでなく、“ちゃんとしたものをつくっている会社”なんだなという印象を受けました。
ナッシュは高い?実はコスパがいいと感じた理由3つ
ナッシュの価格を見て「ちょっと高いかも」と感じたことはありませんか?
私も最初はそう思いました。でも、内容をよく見てみるとむしろこう感じました。
この価格でここまでやってるなんて、すごい。むしろコスパ高いかも。
その理由を、管理栄養士としての視点と、食品メーカーで品質保証をしていた経験からお伝えします。
メニュー開発と栄養計算には大きなコストがかかっている
まず最初に驚いたのが、すべてのメニューが糖質30g以下・塩分2.5g以下という点。これ、管理栄養士の目から見ると、とんでもなく手間がかかることなんです。
メニューを考えるときには、味・見た目・栄養・加熱時間など、たくさんの条件をすべて満たす必要があります。
さらにナッシュでは、メイン+副菜という組み合わせが1パックになっているので、一度の温めで全部ちょうどよく食べられるように設計されています。



食材によって温まり方も違うし、栄養も違うし…このバランスをとるのは、時間もコストもかかるプロの仕事です。
温めやすさ・食感・味のバランスに技術力を感じる
冷凍食品といえば、「温めたら水っぽい」「食感が損なわれている」などのイメージを持っているかたも多いかもしれません。私自身、そうした印象をもっていました。
ですが、ナッシュの製造工程を見ると、急速冷凍で水分や旨味を閉じ込め、食感を保つ工夫がされていることがわかります。
さらに、加熱時の食材ごとの特性や温まりやすさを考慮して配置や調理がされていることも公式サイトで紹介されています。
まだ実食前ですが、「これは手抜きではなく、“時短でありながらきちんとしたごはん”になるのでは?」と、今から期待しています。
衛生管理・サステナビリティへの取り組みも信頼できる
私は以前、冷凍食品メーカーで品質保証の仕事をしていました。その立場から見ても、ナッシュの衛生管理体制は非常に信頼できるレベルだと感じます。
公式の製造情報(nosh.jp/manufacturing)には、以下の4つの取り組みが紹介されています。
1.厳格な入場管理
入室時の作業着着替え・手洗い・エアシャワーなどを徹底。
作業員からの菌や異物の持ち込みを防いでいます。
2. 製造現場のリアルタイム温度管理
作業環境の温度・湿度を常時モニタリングし、菌が増殖しやすい条件を排除する仕組みになっています。
3. 金属探知機・X線による異物混入対策
見えない異物の混入を防ぐために、機械による最終チェックが導入されています。これは、目視では限界があるからこそ重要な工程です。
4. トップシール包装で異物混入・乾燥を防止
密閉度の高いトップシール方式は、空気や異物の侵入を防ぎ、食材の風味と品質をしっかりキープします。
ナッシュでは環境に配慮した容器の使用や、フードロス削減への取り組みなど、サステナブルな企業姿勢も明確です。
単なる“便利な宅配ごはん”ではなく、食の安全と社会的責任を両立しようとしているブランドとして、とても信頼できると感じました。
まだ食べていない段階で、私が正直に思っていること
正直なところ、ナッシュを注文してから届くまでの間、「本当に満足できるのかな…?」と不安に感じている部分もあります。まだ食べていない今だからこそ、本音の気持ちを少し書いておこうと思います。
塩分2.5gって…味は薄すぎない?本当においしいの?
ナッシュの全メニューは、1食あたり塩分2.5g以下。健康にはとてもありがたい数字ですが、私の中では正直こんな思いがよぎりました。
「それって…病院食みたいに味が薄いんじゃない?」
「満足感より“物足りなさ”の方が強かったらどうしよう」
栄養に配慮されていると謳っているコンビニやスーパーのお弁当でも1食あたり3gを超える商品がほとんどです。この数字を見たときは「うーん…大丈夫かな」と少し不安になりました。
一方で、プロの管理栄養士とシェフが一緒に開発しているとのことで、「塩分が少なくてもおいしく感じられる工夫がされているのかも」と期待しています。
ボリュームは足りるのか?夫・息子も満足できるか気になる
もうひとつ不安だったのが、量(ボリューム感)です。
うちの家族は、わりとよく食べるタイプ。私自身もお昼ごはんにはしっかり食べたい派なので、
「普通の冷凍弁当みたいに“少ない…”って思わないかな?」
「これ1個じゃ、息子には足りないかも?」
といった不安も正直ありました。
なので今回は、+130円で選べる“ボリュームメニュー”を1品だけ入れてみました。これで実際に食べ比べてみて、通常メニューとどれくらい違いがあるのか、自分の感覚・家族の感想とあわせて確かめてみるつもりです。


ナッシュはこんな人におすすめしたい
ナッシュで感じたのは、きちんとした食事を届けてくれそうだということ。栄養バランスが取れていて温めるだけで食べられるのに、手抜きに感じられません。
私なら、以下のかたに是非おすすめしたいと感じました。
仕事・家事・介護・子育てで食事準備の負担が大きい人
朝から晩まで忙しく、毎日のごはん作りに疲れていませんか?
私も仕事に家事に子どものことに…と追われる中で、「今日の夕飯どうしよう」「また考えなきゃ…」というプレッシャーがしんどくなる日があります。
ナッシュのように、温めるだけで1食が完成するおかずが冷凍庫にあるだけで、気持ちがグッと軽くなりますよね。



自分が体調を崩したとき・家族の介護や付き添いが必要なとき「ごはんのことを気にしなくていい」という安心感はとても大きいです
栄養管理に手が回らない共働き家庭
共働きだと、「とりあえず何か食べられればいい」という日も正直あります。でもふと振り返ると、野菜が足りてない・塩分が多い・偏った食事になっていることも多いもの。
ナッシュのメニューは、塩分・糖質がコントロールされていて、自分で考えなくても、ある程度バランスのとれた食事がとれる安心感があります。
栄養のことを毎日いちいち考えるのって、本当に大変ですよね。「少しでも任せられるところは、プロに任せたい」そんな共働き世代にとっては、食のセーフティネットのような存在です。
高齢の親や子どもの健康が気になる人
離れて暮らす親が「パンだけ食べた」「ごはん抜いた」なんて言ってると、心配になりますよね。食事を作らせると炭水化物だけで済ませがちな思春期の子どもも同じです。
ナッシュは、“放っておくと偏りがちな人”にもぴったり。冷凍庫にあるだけで、「これ食べておいてね」と安心して任せられる存在になります。
実際、私も受験生の子どもがいる親として、今後もっと必要になるシーンが増えそうだなと感じています。



「頑張りすぎなくていいけど、健康は大事にしたい」そんな人にこそ、ナッシュのような食事はとても頼れる味方だと思います。
ナッシュは“ラクしたいけど健康はあきらめたくない”人の味方
ナッシュを注文してみて、まだ届いていない今でも感じたことがあります。それは、
無理せず、ちゃんとした食生活を続けたい
時間がなくても、バランスのよい食事がしたい
そんな気持ちを持つ私たち世代に、ぴったりの存在だということです。
塩分や糖質をきちんとコントロールしながら、ちゃんと美味しそうに見えるように工夫されていて、さらに冷凍庫に入れておくだけでいいのは嬉しいポイント。
仕事に家事に家族のサポートに追われる毎日。すべてを完璧にはできないけれど、「今日のごはんどうしよう…」というストレスがひとつ減るだけでも、暮らしはぐっとラクになると思います。
次回予告|届いたら実食レビューをアップします!
今回は、注文した理由や選んだコース、感じた不安や期待についてお届けしました。
ナッシュが届いたら、
- 実際の味はどう?
- ボリュームは足りる?
- 家族の反応は?
など、リアルな実食レビュー記事をアップ予定です!



管理栄養士としての視点だけでなく、共働き主婦・品質保証の経験者としての正直な感想をまとめていきますので、ぜひまた読みにきてくださいね。